ニューオーリンズ目指してAmtrakに乗る
ロサンゼルスでねぎやんと別れ、
ロサンゼルスのなんとか駅からAmtrakに乗り、Mardi Grasというお祭りに行くためニューオーリンズへと向かう。
デジカメを貸したら写真100枚くらい撮られた笑
ごはんはバナナとフランスパン。安くてお腹いっぱいになる。
到着! お祭りやってる!めっちゃ賑わってる!ビーズが宙を舞う!
どこか寝床はないかと探しているとニューオーリンズ空港がいいという話を聞いたのでバスで向かう。 ニューオーリンズの中心部からバスで$2。
行ってみるとそこはまさに天国。 この、どうぞ眠ってくださいと言わんばかりの形状のソファ。コンセントもある。Wi-Fiもある。
気持ちよく寝た翌朝、飲み物を買おうと自動販売機へクレジットカードを入れる。(アメリカでは自動販売機でもカードが使える。)
ん?
間違えてお札を入れるとこにカード入れてしまった。
ん? 出てこない。やばい。
もう一個のカードはすでに使用額が上限に達していて使い物にならない。
このカードがなければヤバい。
現在、現金での所持金はわずか$10。やばい。
空港のinfomationに行って事情を説明して電話借りて電話する。4日くらいかかるとのこと。 市内をを往復すれば$4かかる。 そしてニューオーリンズ空港での5連泊が決定した。
これがカード吸い込まれた自動販売機。
カードが無事に帰ってきて旅の再開。
アメリカの警察は恐い
ヒッチハイクしよう!!
スーパーでダンボールをもらって「EAST」と書いてヒッチハイクを開始!!
3時間くらい待つも誰も止まってくれない。 これがアメリカか。
そもそもアメリカではヒッチハイクは法律で禁止されている。ヒッチハイクによる犯罪が多発しており、アメリカではヒッチハイクは危ないという認識なのだ。
4時間ほど親指を上げ続け肩が痛くなってきたころ、ようやく1台の車が止まってくれた。
5kmほど走ったところで降ろしてくれた。あんまり進んでないけど1台乗せてもらえただけで有難い。
さらに東へ進むべくまた看板を掲げる。
と、パトカーが来た。「No.」「illegal.」と言われる。
「OK.」と言い、おとなしく看板を下げ、ヒッチハイク中止。
しかしここで終わるわけにはいかない。
場所を変えてもう一度トライする。
すると、パトカーが来た。 「No!」とだけ言い去っていく。 パトカーがどっか行くまで待って、もう一度ヒッチハイクを再開する。
すると、パトカーが来た。さっきと同じ人。
「jail」という単語が聞こえた。
これ以上やったら刑務所連れて行くと言っている。
そして腰から手錠を取り出し俺の前でぶらつかせる。
アカン。刑務所はアカン。逮捕はアカン。 手錠にビビってその日はヒッチハイク終了。
そしてまたもや5km西のニューオーリンズ空港で寝た。笑
次の日起きてパソコンを確認すると、WWOOFで連絡を送っていた、フロリダにあるファームから連絡が! 来ていいよ!とのこと。
フロリダの北、ゲインズビルという街にあるそのファーム。
WWOOFってのは、農場で働く代わりに、食事を寝床を提供してもらう、いわゆるファームステイ。
欧米で人気やけど、日本でもWWOOFに登録しているファームもたくさんある。
どうやってフロリダまで行こうか… 警官と手錠に完全にビビっていた俺は、バスに乗ることに決めた。笑
その日発の便に乗るため待合所へと向かう。 トイレでしっこしてると、隣に、ポップコーンが大量に入ったゴミ袋を両手に持ち、ぶつぶつと何かを唱えながら、体を小刻みに震わせ、身体から異臭を発しているおじさん。
グレイハウンドの乗客にはやばそうな人がけっこういる。基本的にグレイハウンドは低所得者向けの交通機関。
PM22:00、グレイハウンドのバスが目的地ゲインズビルに着く。
そのまま待合所で寝て夜を明かそうと思い横になっていると、23:00に閉めるとのこと。まじか。 地図ないしWi-Fiない。どうしよ。
とりあえずスケボーで明かりを目指して進む。タコベル発見!も24:00で閉店。なんとかWi-Fit繋ぐと近くに大学があるやん。
またスケボーを走らせ、University Of Florida到着。
大丈夫かこの大学。雰囲気怖すぎる。
外寒すぎて室内で寝たかったけどどこの扉も開かず、ビラ貼りまくってる掲示板の前で寝た。
寒すぎて一睡もできひんかった。