【第9回】どうして、コタツは人をダメにしてしまうのですか?

質問

私はコタツに入るとだらだらテレビを見たり、

寝たくもないのに寝てしまったりしてしまいます。

「どうして、コタツは人をダメにしてしまうのですか?」

回答

「コタツに入ると何もやる気が起きず、ダラダラしてしまう。」
これは、みなさんも一度は経験したことがあるはずです。

なぜ、コタツに入ると、人はダメになってしまうのでしょうか?

 

 

結論から言うと、

コタツで身体が暖まることで副交感神経が優位に働き、
その結果、身体がリラックスモードに入るから。

です。

 

 

人間の身体には、
「自分の意思とは関係なく、刺激や情報に反応して、体の機能をコントロールしている神経」である自律神経というものがあります。

そしてその自律神経は、
「交感神経」「副交感神経」という2つの神経で構成されています。

 

交感神経
活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時にはたらく 

副交感神経
休息している時、リラックスしている時、眠っている時にはたらく

 

交感神経と副交感神経がバランス良く交互に切り替わることで、
私たちは上手く健康を維持することができるのです。

 

副交感神経が優位に働くのは、
お風呂に入っている時や、眠っている時、足やお腹が温められた時。

コタツに入ると、おなかや足が温められます。
それによって、副交感神経が優位に働き、
身体がリラックスモードに入る。
というわけです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

コタツに入るとダメになるのは、
神経の働きのせいだったんですね。

それを知ってか知らずか、
僕の母は絶対に家にコタツを起きません。

「コタツでダラダラしたくない。」という人は、
コタツを捨ててしまえば問題解決です。

まつだの回答 

mattsunnn.hatenablog.com

今日のメモ

「胃腸の調子」は、そのまま体調に直結する。
胃腸の調子を整えることは大切。

下痢はダメ、ゼッタイ。