20代にやって良かったことベスト5は以下。
自分が開始した順になっている。
- 本を読む
- 旅をする
- 身体を鍛える
- メディアをつくる
- 株式会社をつくる
1.本を読む
読書は最も効率の良い自己投資。著者が何十年もかけて得た知恵を1000円と2時間で得ることができる。
いわば人生の攻略本であり、これを読まない手はない。答えがそこに書いてあるのだから。
本を読むことで、「何が人を動かすのか」「どうすれば人は動くのか?」を学ぶことができる。これはコミュニケーションの基本であり、ビジネスにおいても大いに役に立つ。
あらゆるジャンルの本を読んで読んで読みまくる。年間100冊(=毎月8冊=3日に1冊)を基準として現在もやっている。
YouTubeの動画や音声からも学べるかもしれないが、薄い。本がメディアとして1番濃い。1番濃いものをインプットするのが最も効率がよい。
「精神的に向上心のないやつは馬鹿だ」と夏目漱石は言っているぜ。
2.旅をする
「どこが1番良かったですか?」
「旅をするメリットって何ですか?」
「お金はいくらかかりましたか?」
知らん。自分で行動して自分で体験しろ。
調べるな。行け。今すぐ航空券を買え。船のチケットでもいい。今すぐ買え。
お金がない?ヒッチハイクがある。
僕は中国からポルトガルまで陸路で15万円(2015年当時1ドル=120円)で行った。(詳しくはこちら)
やらないよりもやった方がいい。
行動しなければ世界は変わらない。
百聞不如一見(百聞は一見にしかず)。
人から聞いたことに意味はない。スマホで見ても意味はない。自分の身体で感じろ。
旅をするのは、早ければ早いほど良い。早ければ早いほど、その後の人生に効いてくる。
ガイドブックを買って観光地を回る「旅行」はジジイになってからやれば良い。そんなアホなことをやっている暇はない。
20代でやるべきは「冒険」であり「旅」である。
20歳の今しか体験できないことがある。20歳の今しか得ることができない感情がある。気づきがある。
さいごに、絶対に1人で行くこと。群れるな。ビビるな。孤独であれ。
自分の備忘録メモだけ残しておく。(読まなくて良い)
・日本で生まれて生きて、家族や友人など限られた狭い世界で生きていた。常識という偏見にまみれていた。
・価値観も文化もどう生きるかも、言葉も食べ物も暮らし方も、当たり前なんてない。全て自分で決めることができる。どんな風に生きてもいい。全て自由である。
・人は優しい。邪悪な部分もあるかもしれないが、人は本来優しい。だから自分も人に優しく。
・同じような人間の中にいると、自分がどういう人間なのかが分かりづらい。一方、自分と違う人間の中に自分を置くと、自分という存在がクッキリと認識できる。
・自分に責任がない状態で世界を体験することで、世界をフラットに見ることができる。だから気づきがある。世間体や常識や責任を全て取っ払って、自分をその空間の外に置いてその空間を観察しているような。
・人間の知的好奇心は止まらない。会ったことのない人に会う、触れたことのない文化に触れる、見たことのない景色を見る、食べたことのないものを食べる、知らないものを知るという「未知から既知へ」という衝動は人間の潜在的な欲求であり、この欲求のままに生きることは気持ち良い。
・世界は果てしなく広く深い。続いてきて、これからも続いてゆく。
・世界の大きさを知る。同時に自分の小ささを知る。そこで、その上で、自分はどう生きるか?
3.身体を鍛える
大前提として、健康が全ての土台である。健康な身体なくして、健康な精神はない。
健康な身体がある上で、その次にやるべきことは「強い身体をつくる」こと。様々な強さがあるが、ここでおすすめしたいのが筋肉量および筋出力を向上させること。つまり筋トレ。
筋トレのメリットは大きく2つ。
まず一つ目が「成功体験を得ることができる」ということ。
誰だって2ヶ月も筋トレをすれば、明らかに見た目が変わる。しかも100%の確率で。100%成果が出ることなんて、筋トレこの世に存在しない。(たぶん)
「俺はやればできる人間だ」「やればできる」という事実を認識することができる。これが筋トレの最大のメリットである。
二つ目のメリットは雌にモテることである。(雄にもモテる)
「自らの遺伝子を複製すること」ことが人間が生きる理由の一つだとすれば、「繁殖力」を高めるために雌にモテることは人生において超重要なテーマである。
雌は先天的に、繁殖力の高い雄を好むよう設計されている。(詳しくは「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス著を参照)
ヒョロガリよりもゴリマッチョの方が繁殖力が高そうなのは明らかだろう。
繁殖力が高そうな雄に見せるために、身体を鍛えるべきなのである。
恋愛でもビジネスでも、あらゆるコミュニケーションにおいて、弱そうな人間であるよりも、強そうな人間である方が有利に働く。本能に訴えろ。
やらないよりもやった方がいいことは、全部やろう。
4.メディアをつくる
メディアをつくるべき理由一つ目は、「人が集まる場所で戦うことができる」ということ。
顔をあげて周りを見渡してみよう。70%以上の人間がスマホの画面を見ているはずだ。
今や人間はリアルの世界ではなく、スマホの中で生きている。
スマホで何を見ているのだろうか?何に時間を使っているのだろうか?
YouTube、Twitter、Instagram、TikTok、Netflix、ニュースサイト、、、ほぼ全員がメディアを見ているはずだ。
2024年現在、多くの人間がメディアを閲覧することに時間を、人生を使っている。
これだけ人が集まる場所を活用しない手はない。
人が何に時間を使っているのか?を考えて、「人が集まる場所」、もっと言えば「人が集まりそうな場所」で戦おう。
メディアをつくるべき理由2つめは「自分を拡張することができる」ということ。
インターネットの力を使えば、物理的な制約を超えて、自分をどこまでも無限に拡張することができる。自由自在に。自分が寝ている時でも自分の分身がせっせと動いてくれて、それを人が見てくれる。ここに無限の可能性がある。
インターネットを、メディアを活用しない手はない。
YouTubeを見るのではなく、YouTubeに自分で動画を投稿する。
見せられる側ではなく、見せる側であろう。
多数派ではなく、少数派であろう。
人と違うことをやろう。
長期的に見れば、その方がリターンが大きい。
5.株式会社をつくる
キャリアというのは、
時間資本を用いて人的資本を生み出し、人的資本によって社会資本を生み出し、社会資本によって金融資本を生み出すという、超長期にわたる投資の連鎖
として定義できるのです。
と山口周氏がこの記事で言っていた。
橘玲氏もこの本で同じようなことを言っていた。
時間資本→人的資本→社会資本→金融資本(→幸福資本)
人的資本→社会資本の際の効果的な手段が「メディアをつくる」だとしたら、
社会資本→金融資本の際の効果的な手段が「株式会社をつくる」である。
時間資本や人的資本、社会資本にルールはないが、金融資本には税金というルールがある。
税金の仕組みを考慮すると、金融資本を増やす上では「自ら株式会社をつくり、株式という資本を持つこと」が効果的な手段となる。男なら積立NISAとかじゃなく会社経営にフルベット。
寿命が40歳の時代ならまだしも、100歳まで生きるのであれば、20代は「人的資本」「社会資本」「金融資本」をそれぞれ極大化することを目指すのが良い。30歳からの人生の選択肢が増える。
さいごに、ビジネスというフィールドにおいて、自分が一番責任を持ち、仲間と一緒に汗水垂らして生きることは、リターン抜きにしてそれ自体がシンプルにめっちゃ良い。 まさに幸福である。
株式会社をつくるのは簡単だ。今すぐ会社をつくろう。
まとめ
本を読み旅をして身体を鍛えてメディアをつくり株式会社をつくる。
以上。しかしあくまでこれは僕の「20代でやってよかったことベスト5」である。
人生に正解はない。
どう生きても良い。
常識や人の目はマジでどうでも良い。好きに生きよう。