若くして豊かに引退する方法

他人のレバレッジに貢献するのではなく、自分のレバレッジを構築する。

本を読む、SNSを使う、実績をつくる、資本(株式)を持つ、従業員を雇用する。

99%の人にとって残酷な真実だが、1%の行動をしなければ1%の人間にならない。

“資本主義を攻略する上で”かなり本質的なことが書かれた本。

 

 

ただ一生懸命働く人は、限られたレバレッジしか持っていない。物理的に一生懸命働いているのに経済状態がよくならない人は、たぶん他人のレバレッジになって働いているのだ」。金持ち父さんはこうも言っていた。「貯蓄口座や、引退後に備えたそのほかの口座にお金をただ入れているだけの人は、自分のお金を他人にレバレッジとして使わせているのと同じだ。

 

どうやったら、今私がやっていることをより多くの人に、より少ない労働で、より安く提供できるか?

何も思いつかないという人も、がんばって考え続けて欲しい。これはとても大事な質問だ。もし答えが見つかり、それに従って行動を起こすことができれば、あなたは百万長者どころか億万長者にだってなれる。金持ち父さんがこの質問を「百万ドルの質問」と呼んでいたのはそのためだ。

 

金持ち父さんのアドバイスはこうだ。「人生の醍醐味を少しだけ味わおう。毎日、ちょっと危険で大胆なことをやろう。たとえ金持ちにならなくても、そういう習慣があれば刺澈のある生活ができるし、いつまでも若々しくいられる」

 

世の中の仕組みは私たちが失敗しないようにできている!これが金持ち父さんの秘訣だ。世の中は私たちが勝てる仕組みになっている。むずかしいのは、勝つためには最初は失敗をいとわない心構えでなければだめだという点だ。この秘訣がよく理解できれば、勝つという目的のために失敗することをいとわなくなるだろう。金持ち父さんがよく言っていたように、「失敗を避ける人は、成功も避けている。失敗は成功の一部で、決して切り離すことはできない」。

要するに、金持ち父さんが毎日やっていたのは、自ら進んで小さな失敗をすることだった。貧乏父さんは決して失敗しないように最善を尽くした。この小さな習慣の違いが、年をとってからの二人に大きな違いをもたらした。