論語

政を為すに徳を以ってせば、 譬えば北辰の、其の所に居て、衆星の之れに共うが如し

人にして信無くば、其の可なることを知らざる也。大車輗なく、小車䡄なくんば、其れ何を以って之れを行らん哉

仁に里(お)るを美しと為す。択んで仁に処(お)らずば、焉んぞ知なるを得ん

君子は徳を懐う、小人は土を懐う。 君子は刑を懐う、小人は恵を懐う

君子は義に喩り、小人は利に喩る

憤せずんば啓せず。 排せずんば発せず。一隅を挙げて三隅を以って反らざれば、則ち復せざる也

民は之れに由らしむ可し。之れを知らしむ可からず

子は利を言うこと罕(まれ)なり。命と与にし、仁と与にす。

己に克ちて礼に復るを仁と為す。 一日己に克ちて礼に復れば、天下仁に帰す。仁を為すは己に由る、 而(しこ)うして人に由らんや

其の身正しければ、令せずして行わる。其の身正しからざれば、令すと雖(いえど)も従わず

速かなるを欲する無かれ。小利を見る無かれ。速かならんと欲すれば、則ち達せず。 小利を見れば、則ち大事ならず。

剛毅木訥、仁に近し

君子は上達し、小人は下達す

人の己を知らざるを患えず、其の不能を患うる也

君子は諸れを己に求め、小人は諸れを人に求む

巧言令色、鮮(すくな)し仁

博く学びて篤く志し、切に問いて近く思う。 仁其の中に在り