ふらっと入った本屋で見つけたBRUTUSの本特集。
雑誌は普段は買わないけれど、1年に1回ペース?で刊行されるBRUTUSの本特集は毎年購入している。
普段から本を読みまくっている書店員おすすめの本などが100冊以上紹介されており、その中から面白そうな本を購入して読んでいる。
今回のBRUTUSの本特集を読んでいて、ビビーン!!!ときたのがこの本。
美貌格差-生まれつき不平等の経済学
「美人はブスよりもあらゆる場面でお得である」という事実を経済学の見地から述べた本。
とても面白そうなので即購入。
美人とブスの収入の差は2500万円
見栄えがよくても収入が3、4%しか増えないというのは、あまり大きな額には思えないかもしれない。
でも、美しい人は醜い人に比べて一生の稼ぎが23万ドル多くなると考えると、とても小さいとは言えない額に思えてくる。
20年以上に渡る調査結果により判明したのが以下の事実。
美しい人は並の容姿の人よりも収入が6%多い。(生涯収入で1000万円多い)
醜い人は並の容姿の人よりも収入が8%少ない。(生涯収入で1500万円少ない)
人の容姿は収入に大きく関与するようだ。
美しい人と醜い人の差は2500万円にもなる。
美しさと幸福度は比例する
上位3分の1に入る容姿の人たちのうち、55%は自分の人生に「とても満足している」または満足している」と答えている。
容姿の点で中ぐらいである半分の人たちでは53%がそういう答えをしている。
でも下から6分の1に入る人たちでは、満足していると答えたのは45%だけだった。
他にも、
- 具体的にどんな場面で差が生まれるのか
- 職場で美形の人が与える影響
- 就職活動の際に容姿が与える影響
- 「美人が多い会社の方が業績がいい」という事実
- ブサイクは法律で守った方がいいのでは?
など、興味深いトピックがたくさん。
気になった方は、ぜひ読んでみてください。
顔が格差を生むならば、身体も格差を生む。
この本で言う容姿は「顔面」のみ。
顔面の差で格差が生まれるのであれば、容姿を構成するもう一つの要素である「身体」によっても格差は生まれるはずである。
ガリガリよりもマッチョの方が、あらゆる場面で得をする。
顔面の差が生み出す格差は2500万円であれば、身体の差が生み出す格差は2500万円を超える。(と思う。誰か調査してください。)
顔面は先天的で変えることはできないが、身体は自分の努力次第で変えることができる。
ということで、みなさん、筋トレしましょう!
2016年23冊目