Twitterでおすすめされていたので即購入。
面白かったのでグイグイ読み進めることができた。
実際、アメリカの企業は平均してソーシャルメディアに11%ものマーケティング予算を使っていますが、44%の企業が効果を実感できていないと答えています。
たとえば、ソーシャルメディア・マーケティングを手がけるLIDDEL株式会社が2016年に行った調査 5-16 によると、若年層100人に「利用している検索エンジンは?」という質問をしたところ、以下のような結果がでました。
□ 1位「Google」(33%)
□ 2位「Twitter」(31%)
□ 3位「Instagram」(24%)
□ 4位「Yahoo!」(12%)リサーチ企業のマクロミルによる別の調査 5-17 でも、Instagramの検索機能を頻繁に利用する割合は、10代女性で13%、20代女性で12%と、一定程度利用されていることがわかります。
カフェなどにおいては、インスタ検索はもっと多そう。
大阪のおしゃれカフェと古着屋が集まる「中崎町」も、グーグルではなくinstagramで検索されることが多いそう。
2017年までに、動画は全てのインターネットのトラフィックの74%を占め 5-18、63%のユーザーは少なくとも毎日1回は動画を見ています。
Googleのベンチマーク 5-23(2018年に取得)によると、日本の画像広告のクリック率は0.1%なのに対し、動画広告のクリック率は0.51%と、5倍以上の数値です。
調査では、15秒、30秒、60秒の動画を用意したところ、15秒の動画は早い段階でブランド名などを出すため、顧客にブランドをもっとも想起させました。一方、長い動画は、ブランドの好感度を上げることには成功しましたが、スキップされてしまった場合、いったい何のCMかわからないまま終わってしまうため、ブランド想起率で劣ります。
漫才やコントで動画広告をつくれば、スキップ率は大幅に減ると思う。
「いろはす」の動画広告で、かまいたちがやっていた。
バナー広告は顧客に好かれる広告とは言いがたいです。アメリカのマーケティング調査会社Smart Insightsによると、バナー広告の クリック率は、平均するとたったの0.05%です。
バナー広告って、自分はここ5年で自発的にクリックしたことがないと思う。
「バナー広告」と認識している人は、バナー広告をクリックしない。
スマホ広告は誤クリックばかり? PC上でのディスプレイ広告はスマホ広告に比べれば、行儀がいいといえるかもしれません。スマートフォン上では、いかに顧客に間違えてクリックさせるか? ということに情熱が傾けられているため、誤クリックが多くなっています。
調査によると、スマートフォン上での60%のクリックは、顧客が意図しないクリックであることがわかっています。
男なら分かると思うが、
エロ動画サイトの誤クリック狙いってハンパないですよね。
Facebook広告はGoogle広告の売上を急追し、2017年にはGoogle広告の売上の50%程度となる173億ドルまで成長しています。
Facebook、広告多すぎてユーザーとしては使いづらいことこの上ない。
Facebook広告で設定できる目的も様々です。
□ アプリインストール
□ ページへのいいね!
□ Webサイトへの集客とコンバージョン
□ ブランド形成、認知
□ 動的リターゲティング広告
□ フォームへの入力特筆したいのは、フォーム入力(セミナー誘導など)やメルマガ購読が可能なリード広告です。 これは、Facebookが名前とメールアドレスをすでに持っていることにより、ワンクリックでフォーム入力を可能にしています。Facebook広告だけの特徴でしょう。
Twitterは消費者向けのアプリインストールなどには効果的です。
日本では非常に影響力の強いプラットフォームであるため、認知形成にも一定の効果があります。その他の大きな特徴としては、動画や画像の素材を備えなくても、ツイートの文言を変えるだけでA / Bテストができるため、 クリエイティブのテストが行いやすいという点が挙げられます。
Instagramなどとは違う意味でクリエイティブのこだわりが重要なのです。
常に複数のツイートを並べながら、細かいA / Bテストを行うにはもっともよいプラットフォームと言えるでしょう。
どの指標にポテンシャルがあるかを考える
先ほどの例で言うなら、獲得価値には3つの指標があります。獲得顧客数と、1人あたりの顧客単価、来店回数。それぞれは基本的には独立した指標と呼べるでしょう。 では、いったいどれがもっとも上げやすいでしょうか? 獲得顧客数を上げるには、広告の予算を上げたり、獲得コストを下げて費用の中で効果を上げるという方法があります。 顧客単価を上げるには、広告のターゲティングをより正確にするという方法もありますし、メニューの見直しやセットメニューの導入なども必要かもしれません。来店回数を増やすには、メールマガジンやSNSなどで顧客とのつながりを築くことも必要かもしれません。
重要なのは、競合と比較したとき、あるいはビジネスモデルを検討したとき、どの指標にポテンシャルがあるか?(競合と比べて低く、まだ上げられるのか?)を考えることです。