【No,151】転職の思考法

よく見かける本。
多くの人が読んでいておすすめしているので読んだ。
90分で読了。

「転職の思考法」を読む目的

・転職者の気持ちを知る
・2/25に登壇する学生向けイベントのプレゼンテーションに活かす
・YouTube動画「会社を定時で退社する方法」に活かす
・今後のYouTube動画のテーマを探す
・転職市場のリサーチ

学び、気づき

・給料の期待値は「業界の生産性(一人当たり)」「技術資産」「人的資産」で決まる。
・「好きなこと」を知るのではなく「好きな状態」を知る
・好きなことは「見つからない」のではなく、「子供の頃はあったのに大人になって忘れてしまった」のである。

・会社を変えても価値のあるスキルはあるか?
・そのスキルの賞味期限はいつまでか?
・レアな経験はあるか?
・社内と社外に意思決定力のある強い個人の人脈はどれだけあるか?
・自分が身を置くマーケットの1人あたり生産性はどれほどか?
・自分が身を置くマーケットの「成長性」
・今後どれだけ自分の市場価値を高めることができるか?

・リクルートはやはりすごい会社。会社という神輿を担がざるを得ない環境を作り出している。会社に入ることが目的で会社という神輿にぶらさがろうという人材がいない。会社を活用してステップアップしたいという人が多い。その結果優秀な人材を採用することができ、業績拡大を実現している。どんな仕組みでそれを作り出しているか?
①個人の成長を応援する文化
②レベルアップして退職することが当たり前の文化
③副業OK
④その結果優秀な人材を採用することができる
⑤業績拡大

ネクストアクション

・YouTube動画「会社を定時で退社する方法」において、
業界の一人当たり生産性、上りのエスカレーターに乗ることを話す。

・既に決定事項だが株式会社GOAL-Bでは副業OKとする。でなければ優秀な人材を採用することができない。

メモ

「言い換えれば、その業界にいる人間が、 平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているか。よく使われる言葉でいうと、一人当たりの粗利に該当する。そして、給与の期待値、つまり、 マーケットバリューというのは、『 業界の生産性』 に最も大きく影響を受ける。たとえば、この国の一人当たりのGDPは約400~500万円だが、これを産業別で見たとしよう。金融業界、飲食業界……さまざまな業界があるが、産業別のGDPは最大何倍違うか知っているか?

→20倍

 

「伸びている産業で働くというのは、たとえるなら、上りのエスカレーターに乗って、上を目指しているようなものだ。とくに自分が何もしなくても、売上が1・5倍になったりするわけだからな。一方で、縮小している産業で働くのは悲惨だ。何もしなければ、売上が0・8倍になる。それを必死に防ぐために、下りのエスカレーターを速いスピードで逆向きに駆け上がらないといけないからな」

 

「そうだ。私は、ほぼすべての現場に出向き、従業員に話を聞いていった。彼らは雇われることが当たり前だと思っていて、何も努力をしてこなかった人々だ。楽をするために勉強してきた人間は、楽をするために就職する。安定して給与がもらえること、それだけがモチベーションだ。そんなやつらが努力するか? 彼らにとっては就職することがゴールだったんだよ」

 

「いいか。組織にいると、給与は当たり前のようにもらえるものと勘違いする。そして大きな会社にいる人間ほど、実力以上の給与をもらっていることが多い。その中の多くの人間は、会社が潰れそうになったり、不満があると、すぐに社長や上の人間のせいにする。だがな、勘違いするんじゃない。君が乗っている船は、そもそも社長や先代がゼロから作った船なんだ。 他の誰かが作った船に後から乗り込んでおきながら、 文句を言うのは筋違い なんだ

 

「強い会社というのは普通の発想と逆なんだよ。 いつでも転職できるような人間が、 それでも転職しない会社。それが最強だ。そんな会社だけが今の時代を生き残れる。だから、現代の経営者は考え直さないといけないんだ、優秀な人間が2年、3年でも、 御輿 を担いで一緒に頑張ってくれたら御の字だってな」