今日は授業が無いのにも関わらず大学まで往復4時間かけて「SPI性格検査性徹底解剖セミナー」なるものに参加してきました。
企業はどのようにしてSPI性格検査を活用しているのか
や、
SPI性格検査のメカニズム
について知ることのできる18卒向けのセミナーです。
自分は17卒で内定先も決まっていますが、単純にSPIや性格検査のメカニズムについて興味があったし、企業は性格検査をどのように活用しているのかが知りたかったので参加しました。
今日の学びを書きたいと思います。
SPIは性格と能力を測定する適性検査
SPI(Synthetic Personality Inventory)とは、リクルートマネジメントソリューションズが提供する、性格と能力を測定するための適性検査。
就活生は皆、能力検査を重視しがちだが、企業は性格検査もかなり重視している。
企業はSPI検査の結果を、かなり重視している
出典:就職みらい研究所「就職白書2016」
就職白書2016によると、企業が採用において重視する項目の第4位が、性格検査を重視していることが分かる。
企業はSPI性格検査をどのように活用しているのか
人の資質には、先天的に備わっている資質と後天的に身につけた資質の2つの資質があります。
- 先天的に備わっている資質
→小学3年生頃までに培われる、その人の基本的な資質。SPI性格検査で見る。 - 後天的に身につけた資質
→学生時代の経験により身につけた資質。「大学時代に頑張ったことは?」などと質問し、面接で見る。
SPI性格検査では自分の検査結果を見ることができるので、それを見て自らの基本的な資質を知り、その上で面接で話す自己PRをつくることが大切。
SPI性格検査の結果と面接での話の間に齟齬があると、面接官は疑問を抱く。
SPI性格検査の結果から、自己PRのアピールポイントを選択する
面接の場で話すのは主に
- なぜそれを行ったのか
- 具体的にやったこと
- やった後の振り返り
の3つ。
そこで強調して話す内容は、SPI性格検査の結果を踏まえた上で構築するのが効果的。
面接官に納得感を与えることができます。
SPI性格検査の結果と、自分の話したい内容が違う場合。
例えば、SPI性格検査の結果は「縁の下の力持ち」タイプ。
だが話したい内容は「リーダーシップを発揮してイベントを開催した」話の場合。
面接官は「SPI性格検査ではリーダーシップを発揮するタイプではないのになぜ?」と考えます。
そして「なぜリーダーシップを発揮するようになったの?」と聞いてくるはず。
そこで、「リーダーシップを発揮するようになったきっかけ」など、なぜそれを行ったのかの部分を話します。
SPI性格検査の結果と、自分の話したい内容が同じ場合。
例えば、SPI性格検査の結果は「率先して周りを引っ張る」タイプ。
そして話したい内容は「リーダーシップを発揮してイベントを開催した」話の場合。
その場合、面接官は矛盾を感じないので、具体的に何を行ったのかを主に話します。
SPI能力検査は視力検査のように偏差値が絞られる
SPIは視力検査のように、受験者の回答の合否によって、次に出題される問題の難易度が変わってゆく。
試験後、「難しかったあー」と感じるならば、設問の難易度が高かったということ。
得点は高いはず。
「けっこう簡単だったな」と感じるならば、設問の難易度が低かったということ。
得点は低い。
まとめ
SPIは予想以上に企業の採用に活用されていることを知ることができました。
あと、企業がSPIを導入するのには、かなりお金がかかるらしいです。
就活生は、SPIの結果を知り、それを上手く活用することが大切ですね!