「”7つの習慣”並みに良い。」
と友人におすすめされたので読んだ本。
7つの習慣の方が遥かに好きだが、
「最強の働き方」から学ぶところも多かった。
最強の働き方 メモ
「この人のメモ、すっごいスピードで書いていたのに、完璧なピラミッド構造やな……」
ゆっくりとした低い声で開放的なジェスチャーを用いて話すと、あなたのプレゼンの立派さはそれだけで大幅にパワーアップする。
もちろん無神経な言葉の選び方で墓穴を掘っては元も子もないが、喉で話さず腹の底から声を出すことで、落ち着いて考える「間」を増やせるのだ。
「いい会話のいちばん大切な基本は、相手に興味をもつことだ」
どうやらある人が「あと5年しか生きられないとしたらどうしてもやりたい5つのことを、すぐにしなさい」と助言してくれたことに感銘を受けたらしい。
彼女いわく、人間の選択ミスの大半は「人生がいつまでも続く」という幻想が生む緊張感の欠如に起因する。
逆に「時間が限られている」と深く認識すれば、多少儲かるけれども好きでもないことに、ダラダラ時間を費やせないのである。
「自分は人生で何を達成したいのか」
「何のためにその仕事をしようとしているのか」この問いは就職活動や留学時の出願エッセイなどで一生懸命考えたはずのことだが、しかし結局のところ人生を通じて自分が何をしたいのか探しつづけるものである。
人生は苦難に満ち溢れているのが基本形だ。
しかしそれでも、私たちは数多くの機会に恵まれている。それでいて人生は極めて短く、この一瞬の花火を美しく輝かせずに後ろ向きでネガティブなことに時間を浪費していては、あまりにももったいない。
「人生はわずか一瞬である」という人生観をもったとき、たいていのことは小さなこととして笑い飛ばせるようになり、「前向きで楽しいことに頭と時間を使おう」と自然に思うものなのである。