ガヤゲストハウスでゲルに泊まる
ウランバートルのドラゴンバスステーションからバスで6時間、17200トゥグルク(1000円)。
カラコルムについた。何もない。
カラコルムで止まったのは「ガヤゲストハウス」。
なんと、ゲルに泊まることができる。1泊$8(朝食付き)。 ゲルはここのオーナーのガヤさんが祖父母からもらったものだそう。
オーナーのガヤさん、めっちゃいい人。
カラコルムはすごく小さな街で、周りは見渡す限りの草原。
のはずが、到着した日の夕方から雪が降り出し、翌朝起きると辺り一面真っ白。
この景色をあの山の上から見たら素晴らしいやろなー!!!
登りたい!!!と思うも俺サンダル。
が、ガヤさんに言うと長靴貸してくれた!! てことで初の雪山トレッキング!!!!
羊飼いのおっちゃんに羊を誘導してくれと言われた(気がした)ので、羊を後ろから追っかける!!この景色が最高。
やっぱ自然はいいね!
一緒に登ったふみさん。くしゃみしすぎて腹筋痛くなってたけどプロボクサー。 ビーサンで手に重りつけて富士山登った人。
こんどタイからポルトガルまでチャリで行くとのこと。かっけえ。 ふみさんは旅人っていうか冒険家って感じがした。 ふみさんのblog:Bunkoh Style
山頂。風強すぎてやばかった。
くそ楽しかった。 雪山を登る登山家の気持ちが少し分かった気がする。
雪山で見る夕日。
パウダースノーっぷりがハンパない。砂漠かと思った。
登山は装備が大事ってことを体感した。
この装備でガチの雪山登ったら手足の指全部凍傷やわ(笑)
火に薪をくべて部屋を暖め、この日もゲルで就寝。ゲル好き。ゲル一個欲しい。つくりたい。
ガヤさんの友達がガチの遊牧民でその家にホームステイさせてくれるツアーをガヤさんは手配してくれる。 1泊、3食、1時間の乗馬、行き帰りの凸凹道ドライブ含めて$35。
遊牧民の家は獣のにおい。
超天然バター。
めっちゃうまい。 牛乳を火にかけて、上に固まった膜のようなものをすくい取って完成。
超天然ヨーグルト。明治ブルガリアヨーグルトと寸分違わぬ味。ほんまに全く同じ味。すごい。明治ブルガリアヨーグルトがすごい。
ゲルはこんな感じ。
ゲルは3時間で組み立てることができる。 ただ生きるだけなら、家畜の世話をして、食糧を得て生きていける。 しかし、それだけでは子供を学校に通わせることができない。 だからガヤさんと協力してツアーをつくることで、お金を得ている。いい仕組み。
左の仙人のような髪になっているりょうさんは、仕事を辞めて3年間世界を旅してきた。 あと10日で3年ぶりに日本に帰るのだが、日本が久しぶりすぎて怖いと言っていた(笑)。 りょうさんもふみさんも俺も全員B型。笑 旅人にはB型が多いらしい。
草原を馬で駆けるの超楽しい。 足でお腹をパンパンと叩くと走ってくれる。 馬は草さえ食べれば無限に進む。ここモンゴルに住む人々にとっては最強の移動手段だ。
モンゴル。でかい。
この夜見た星はダントツ1位。 3
60度広がる星。天の川は地平線から地平線まで伸びていた。
日本を離れてどこか旅行に行きたいと考えている人にモンゴルは超おすすめ。「都会に疲れた…自然が欲しい!!!!!」って人は特に。
ウランバートルは何もないから行かなくていいと思う。
夏のハイシーズンに行くと草原がもっと青々としていて気持ちいいはず。
ガヤさんも夏にもう一回来てくれと言っていた。 ツーリストキャンプとかに泊まってしまうと1泊7000円くらいするが、ゲストハウスなら1泊1000円ほど。
次にモンゴルを旅するときには、夏に来たい。 馬を2頭買って、草原でキャンプを繰り返しながら進みたい。 さあ、明日からはシベリア鉄道の旅。