ボディビル、フィジーク、ベストボディジャパン、サマースタイルアワード。
日本では現在、
数多くのフィットネスの大会が開催されています。
それぞれの競技において何が違うのか。
ざっくり言うと「筋肉の大きさ」が違います。
筋肉の大きい順に並べると以下の様になります。
ボディビル>フィジーク>ベストボディジャパン、サマースタイルアワード
それぞれの競技について、
審査基準と、代表する選手の写真を元に紹介していきます。
ボディビル
世界最高峰のボディビルの大会を7連覇した、
世界最高のボディビルダー「フィル・ヒース」。
ボディビルでは主に以下の観点で評価されます。
- 筋肉の大きさ(バルク)
- 筋肉の輪郭(ディフィニション)
- 全体のバランス
- ポージング
フィジーク
世界最高峰のフィジークの大会を4連覇中の
「ジェレミーブエンディア」
フィジークでは主に以下の観点で評価されます。
- ヘアースタイル
- 顔立ち
- 全体のバランス
- 筋肉の大きさ
- ウエストの細さ
- ポージング
フィジークにおいては筋肉の大きさも重要だが、
「ウエストの細さ」が超重要。
ベストボディジャパン
ベストボディジャパンの評価基準は以下。
- 健康美
- 全身引き締まった身体、バランスの取れたスタイル
- ポージング
- ウォーキングを含む身のこなし、見せ方
- 知性、品格、誠実さ
んー少し分かりにくいですね。
サマースタイルアワード
サマースタイルアワードは以下の3つの部門に別れています。
- ビースティ
- スタイリッシュ・ガイ
- フィジーク
ビースティ部門の評価基準を抜粋します。
- 全体的な印象を見る事からスタートします。 全体的な肉体の発達状態、バランスのとれたスタイル、自信に満ちた 堂々とした舞台上のパフォーマンスを審査していきます。
- 肩、胸(インクライン・デクライン)の発達、背中(上背・下背)、 腕(三角筋・二頭筋・三頭筋のセパレート)、 腹筋がしっかりと割れているか、 太腿の発達(四頭筋のセパレート)を重視します。 尚且つ、各部位がバランスよくついていることと、 しっかりと絞れていて、全ての部位のアウトライン・カットが出ていること。
ベストボディジャパンよりも評価基準が分かりやすいですね。
まとめ
ボディビル>フィジーク>ベストボディジャパン、サマースタイルアワード
この順に筋肉のデカさが違う。という認識で間違いないです。
また、各競技に数値化された明確な審査基準はありません。
そこがこれらの競技の難しいところであり、面白いところでもあります。
では、各競技において高い評価を得て、
結果を出すにはどうすれば良いのか?
→各競技のチャンピオンの身体を見るのがベスト。
大会に出場してみよう
いわゆる「細マッチョ」を目指して筋トレを始めた男性は、
まずベストボディジャパンやサマースタイルアワードに出場します。
やがて「もっと大きな身体が欲しい」と、
筋トレがどんどんエスカレートしていき、フィジークの大会を目指す。
というのが一般的。
大会のエントリーは簡単なので、
大会に興味がある人は、是非一度出場してみることをおすすめします。
舞台に立つこと自体楽しいですし、
出場することで、自分のレベルを知ることができます。
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