何人もの学生と対話し、どう意思決定すべきかが言語化できたので書く。
知行合一
一言で言うと「知行合一」である。
①どうありたいかを知る
②それと行動を一致させる
至ってシンプルだ。
①どうありたいかを知る
まず最初に「自分はどうありたいのか?」「どう生きたいのか?」を知る。抽象度が高くても良い。例を書こう。
<どうありたいか?>
・成長したい
・自分を使い果たしたい
・より良く生きたい
②それと行動を一致させる
「どうありたいか?」の心構えが自分の中にあれば、行動は自ずから決まる。考えるまでもなく自明である。
・マッチョ or ガリガリ
・英語ペラペラ or 英語が喋れない
・年収1000万円以上 or 年収200万円
・姿勢が良い or 姿勢が悪い
・仕事が楽しい or 仕事が楽しくない
マッチョで英語ペラペラで年収1000万円以上で姿勢が良くて仕事が楽しい方が良いに決まっている。であればその状態をつくるために行動すれば良いだけ。とてもシンプルだ。
やるやつはやる
「そうは言ってもお金がない。時間がない。能力がない。」
その類の言葉は全てが言い訳であり、自分に対する甘えである。
「お金をつくるにはどうしたら良いか?」
「時間をつくるにはどうしたら良いか?」
「能力を身につけるにはどうしたら良いか?」
自ら問いを立て、問いに対する仮説を実行する。その姿勢こそが「知行合一」である。
やるやつはやる。
知行合一をやる。
おまけ
直感を磨く
しかし、筋の悪い行動をただがむしゃらにやるだけではなかなか成果が出ない。
では「筋が悪い、筋が良い」をどうすれば見極めることができるのか?
「何に時間を使い、何に時間を使うべきでないか」をどうすれば判断することができるのか?
答えは「良い直感を身につけること」。
良い意思決定には良い直感が必要だ。そして良い直感を身につけるには大量かつ多様な経験が必要である。(直感について知りたい人にはこの本がおすすめ)
自分は大学生のころ、経験の量を最大化するために「迷ったらやる」というマイルールを決めて片っ端から経験しに行った。演劇をやったりダンスをやったり建築を勉強したり日本一周や世界一周、10種類くらいのアルバイト。とにかく色々やった。
個人的には高校生〜大学生の間にどれだけの量と質の経験ができるかが人生を決めると思っている。
その中でも特に「大量かつ多様な経験をし直感を身につける手段」として読書が効果的だと考えているので、今も月に最低10冊以上は本を読む。(僕は高校生〜大学生の間の読書習慣が、現在の自分の直感に爆裂な影響を与えていると自覚している。)