“インバウンド”ってなに??
インバウンドとは、訪日外国人観光のこと。日本を訪れる外国人を相手に事業を行うことをインバウンドビジネスと呼ぶ。
なぜ今インバウンドが注目を集めるのか
- 日本の人口減少に伴う国内市場の限界
日本の人口は減少傾向にあり、2045年には1億人を切るという予測。つまり日本国内のみの事業展開では減収が明らか。現在の日本の人口や需要をベースとしている企業は成長はおろか現状維持もままならない。
- 急速に発展する世界の旅行市場
世界全体の観光客数は、2010年の10億600万人から、2020年には15億6100万人となる予測(伸び率55.2%)。
- 2014年の訪日外国人観光客数は1300万人
国の目標として、2020年には2000万人、2030年には3000万人を目指す。
東京オリンピックはインバウンドビジネスに多大な影響を与えるだろう。
- 訪日外国人観光客の消費額は1.4兆円(2013年)
宿泊33.6%,買い物32.7%,飲食20.5%,交通10.4%,娯楽2.5%
消費額は年々増え続け、経済効果はハンパない。
アジアからの訪日外国人観光客がなんと75%(2013年)
韓国 246万人
台湾 221万人
中国 131万人
アメリカ 80万人
香港 75万人
タイ 45万人
オーストラリア 24万人
イギリス 19万人
シンガポール 19万人
マレーシア 18万人
自分自身電車でも街でも韓国人、中国人を見ない日はなくなった。観光地などは日本人の数よりも彼らの数の方が多いほど。
中国のGDPは爆発的に伸び続けており、今後も中国人観光客数の劇的な増加が見込まれる。
インバウンドビジネスに対する日本の課題
外国人観光客をおもてなしするサービス人材不足の解消
空の便、宿泊施設、公共交通機関のcapacity不足の解消
外国人観光客を魅了し続けfるコンテンツ開発
海外への情報発信力の強化
Free Wi-Fiの充実
海外に行って実感するけれど、日本ほどFree Wi-Fiが飛んでない国は無い。カフェでもWi-Fi環境をもっと充実させればそれだけで収益が上がると思う。観光客だけじゃなくて日本人だってWi-FI求めてる。自分がスタバにいくのはWi-Fiが使えるからで、Wi-Fi使いたいがために300円払ってコーヒー飲んでるようなもん。もっと安い料金で長時間Wi-Fi使える店があるならそっちに行く。
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