【No,138】これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話

会社の先輩にオススメされて読んだ本。

仮想通貨の話がメイン。
これからの価値や生き方についても語られている。

やはりホリエモンの話は面白いし、
「もっと自分らしく、好きなことをガンガンやろう」
という気にさせてくれる。

重ねて言うが、お金の価値は下がっている。今後も下がっていくだろう。
そんな社会で、豊かになれる人は、どんな人だろうか?

答えはひとつ。 お金との交換ができない独自の価値基準 を持っている人だ。

銘柄思考を、持とう。

役立つかどうかはさておき、あなたという銘柄に、どんな価値があるか

金儲けを考えている時代ではないのだ。
マーケティング、ブランディングをしっかり見すえ、自分の銘柄をいかに高く保てるか、工夫していこう。

よく「生活のために働いている」「家族を食べさせるために働いている」という言葉を聞く。

いまだに意味が理解できないのだが……ここではさておき。

まったく反対に「生活のために遊んでいる」「家族を食べさせるために遊んでいる」人生は、夢想ではないと、気づいてほしい。
生きるための仕事なんていうものは、なくなったのだ。

そもそも産業革命によって、機械化が進んでからは、人は生きるために働く必要がなくなったはず。

しかし市場原理のなせるワザなのか、産業革命以降も安い仕事でも渋々働いてきた人たちが、ほとんどだ。

「食べていくために」安い仕事で我慢している人たちが、実は経済発展において、大きなネックだ。

低い待遇で働こうという集団がいる以上、労働単価は上がらないのだ。
言葉を選ばずに言うけれど、すごく迷惑な存在だ。

「こうあるべき」という妄想に、意味もなくとらわれている人が多すぎる。

働くとは、辛いこと。そんなこと誰が決めたのだ?

遊んで暮らしてもいいし、遊んで食べていける環境はもう整っているのだと、どうして気づかないのだろう?

決まったオフィスで働き、毎日決まった家に帰る必要なんて、ないのだ

安い賃金で、いやいや仕事している人は極端な話、社会の発展を邪魔していると思ってくれた方がいい。
コンビニやスーパーのレジにしても、不満が出るような安い時給でも、その仕事を選ぶ人がまだたくさんいるから、全体的な機械化が進まないわけだ。  

不満のある仕事を選ぶ人がいなければ、その仕事の労働単価は上がり、人件費が機械化のためのシステム開発コストを超える。

そうなれば不満を言いながら働いていた人たちは、好きな別の仕事に就くことができる。

やりたい仕事で楽しく、笑いながら働く人たちは、もっと増えるだろう。

仕事観も家族観も、もっと合理的に自分を解放しよう。  
決して「私には無理」ではないのだ。
僕はしつこいぐらい、説き続けていく。

大切なのは「他人の時間」に生かされるのではなく、「自分の時間」を生きる意識だ。

例えば営業マンの無駄話に付き合わされているようなときは、「他人の時間」を生きていることになる。

逆に、志の高い、頭の良い仲間たちと飲みに行く時は、「自分の時間」を生きているといえる。

つまらないヤツと付き合っている暇なんか、ないのだ。

ツィッターやメルマガでみんなの話を聞くと、 20 代から年金の心配をしていたり、老後までの人生のロードマップを語りたがったりする人が、まだ多い。正直、驚くばかりだ。

辛いことはAIに躊躇なく任せ、自分の時間を生きよう。

そういう人が、お金ではない「評価」を高められる。
それがひいては、「信用」となるのだ。

社会は今、急速に「評価経済社会」に舵をきっている。
お金にできない評価を多く集めた人が残っていく。  

お金より、信用稼ぎだ。

仮想通貨の世界は、その思想との相性が非常に良い。

誤解してはいけないが、信用は通貨にとって代わると言いたいわけではない。
信用という大きな概念の一種のツールとして、通貨が使われている。

逆に言うと、通貨はその程度のものだ。
信用と通貨、どっちが優れているという論争は根底が間違っている。

とにかく、信用の概念をみんなで共有できれば、別に通貨に頼る必要がないよね? ということを、僕は伝えたい。

今のところ仮想通貨やトークンエコノミーが、 信用の共有の実践に便利 だということである。

ホリエモンもこの本の中でおすすめしていたが、
「お金2.0」は、めちゃくちゃおすすめ。

【No,132】お金2.0 新しい経済のルールと生き方

ホリエモンのこちらの本もおすすめ。

【vol.007】【お金はもらうのではなく稼ぐ】自らの生を充実させるために働こう

【No,131】10年後の仕事図鑑

【vol.067】拝金 青春経済小説