【第1回】同じ睡眠時間でも 早朝のほうが起き辛いのは なぜですか?

今日の質問

同じ睡眠時間でも 早朝のほうが起き辛いのは なぜですか?

回答

陽の光が十分に出ていないから。

解説

朝の起きやすさは「睡眠時間」「睡眠の質」「起きる時間」の3つによって構成されていると思う。
 
今回の質問においては、「睡眠時間」は同じ。
「睡眠の質」も同じだとする。
違うのは「起きる時間」。
 
起きる時間によって違うのは、太陽の位置。
それに伴って、日射の強さ、明るさ。気温が変わる。
カーテン締め切りで真っ暗闇の部屋でない限り、これらは部屋の中の環境にも影響してくる。
 
 
 
質問者さんのいう「早朝」が何時かはわからないけれど、僕の中での早朝は朝の5時とか6時。
12月の朝5時6時なんて、太陽が出ていないから空が真っ暗。
 
そんな真っ暗な時に起きようなんてのが間違ってる。
 
人間は夜行性じゃない。
太陽の光が大地を照らしている時間,その時間の中でこそ最高のパフォーマンスを発揮するようにプログラムされているはずだ。
 
何百万年も前からずっと、僕らがアウストラロピテクスだったころからずっと、日が沈むと同時に眠り、日が昇ると同時に目覚めるという生活を送ってきた。
そんな生活を何百万年も続けてきたのだから、そのリズムに沿って寝て起きるのが、人間にとって最も適した生活リズムに違いない。
 
本来は、日が沈んでいる間は眠るべきなんだ。
 
これでいうと、夏の方が眠っている時間は短いことになる(夏は活動時間が長い)。逆に冬は睡眠時間が長い(冬は活動時間が短い)。
これは理にかなっていて、夏は太陽が昇っている時間が長く、気温も高いので、人間の身体はいいパフォーマンスを発揮することができる。
 
お店の営業時間や会社の始業終了時刻なども、季節によって変えた方がいいと思う。
 
朝気持ちよく起きたいのなら、陽の光が十分に入ってくる位置にベッドを置いて、顔面いっぱいに朝日を浴びることができるようにカーテンを全開にして寝るのがおすすめ☆
 

まつだの回答