【vol.002】【調整ではなく決めるのが仕事】最も重要なのは「スピード」

苦しいときに意識する3つのこと

  1. とんでもない苦境ほど、素晴らし立ち直り方を魅せる最高のステージ
  2. 必ず後から振り返って、あれがあってよかったね、と言える大きなプラスαの拾い物をしようと考える
  3. 命をとられるわけじゃない。たかがビジネス。おおらかにやってやれ。

圧倒的なスピード

仕事をする上で「スピード」は何よりも重要。 本書に登場するDeNAメンバーは全員、スピードも勢いもハンパない。 充実させたいのなら本気で動きまくる。これだけ。

優秀な人の共通点

  • 労を惜しまずにコトにあたる。
  • 他人の助言にはオープンに耳を傾ける。
  • しかし人におもねらずに、自分の仕事に対するオーナーシップと思考の独立性を自然に持ち合わせている。

チームを機能させるための最低条件

  1. 全員が主役と感じ、ひとりひとりが仕事や成果にオーナーシップを感じるようなチームの組成、仕事の単位とする
  2. チームの目標はわかりやすく、そして高揚するに足る十分に高い目標とする。
  3. チームに思い切った権限委譲をする。信じて任せる。

不完全な情報に基づく迅速な意思決定は、充実した情報に基づくゆっくりとした意思決定に数段勝る。

事業リーダーにとって、「正しい選択肢を選ぶ」ことは当然重要だが、それと同等以上に「選んだ選択肢を正しくする」ということが重要。

調整ではなく決めるのが仕事

成長はあくまで結果である。給料を取りながらプロとして職場についた以上、自分の成長に意識を集中するのではなく、仕事と向き合う。それが社会人の責任だ。 そして皮肉にも、自分の成長だへちまだなどという余裕がなくなるくらい必死になって仕事と相撲をとっている社員ほど、結果が出せる人材へと、驚くようなスピードで成長するのである。

不格好経営―チームDeNAの挑戦

不格好経営―チームDeNAの挑戦

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